必見。歯科医師がこだわる痛くない歯科治療。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2016年11月11日
医療法人 茜会 かわさき歯科医院 院長の河崎真也です。
歯医者になかなか足を運ぶのが億劫になる主な理由は、痛い、怖い、というものだと思いますが、その痛みを少なくし、リラックスして、施術が受けられるように様々な麻酔方法や工夫がありました。
麻酔の種類や、なるべく痛みを少なく心掛けてくれている歯科医院の工夫を詳しくみてみましょう。
■歯科医院で使用する麻酔の種類
歯科医院では3つの麻酔を使い分けて、患者様になるべく痛みを感じさせない治療をするのが一般的です。
・表面麻酔法
麻酔の薬を歯茎に塗り、歯茎の表面を麻痺させます。
歯自体の感覚をなくすのではなく、麻酔のための麻酔、という役割を持ち、感覚がなくなるのは表面のみです。
麻酔薬を歯茎に塗ったあとは、唾液や薬が垂れないようにコットンなどをいれて数分間待ちます。
歯の感覚を麻痺させる麻酔は次に述べる浸潤麻酔法と呼ばれるものですが、子の麻酔の針が痛い!ということが和らぎます。
・浸潤麻酔法
表面麻酔薬を塗ってから注射する、歯科の麻酔です。
細い針を使用し、患部近くの歯茎に刺し、麻酔の薬をいれていきます。
・伝達麻酔
奥歯の下の部分は麻酔がかかりにくい場所です。
その部分を治療する際には患部への浸潤麻酔法だけでなく、伝達麻酔を使用することが多いです。
奥歯の奥に麻酔を注入し、脳からの神経に作用させるので、口全体という広範囲に麻酔がききます。
■なるべく痛くない麻酔注射の方法
歯の治療の際には麻酔で痛みは和らぎますが、麻酔の注射が苦手、という人もたくさんいます。
その針の痛みをなるべく軽減するような工夫もあります。
・針の細い注射
注射の時の痛みは針の太さに関係しています。
細い針を使用して痛みをなるべく少なくしてくれる歯科医院もあるので、聞いてみるのもいいですね。
・電動式で注入
歯茎に麻酔薬を注入するときに、余分な力加わると痛さが増します。
電動式の注射器を使うと、注入速度や圧力を制限できるので、痛みを軽減できます。
・温度は温かめ
麻酔液の温度も痛さと関係しています。人体の体温よりも低いと痛さを感じるので、体温と同じくらいに温めた麻酔液を使用すると、あまり痛さを感じません。
歯医者に行くことをやめてしまうと放置された虫歯はますます進行し、予防できる虫歯や歯周病も予防できなくなってしまいます。
歯医者に足を運んでもらうために、麻酔の種類や、なるべく痛さを感じない工夫を歯科医院もしているのですね!
怖さを感じる原因の一つである痛み。
最近の歯科医院は工夫してるので、痛さで足が遠のいているなら、虫歯が進行する前に歯医者に行きましょう。