入れ歯のお手入れ方法

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入れ歯のお手入れ方法

2019年06月18日

入れ歯を清潔に保つためには、入れ歯をきちんと洗浄することです。しかしただ単に水で洗い流すだけでは細かな汚れはなかなか落ちません。入れ歯を長持ちさせるためにも、入れ歯専用の洗浄剤を使うことをお勧めします。

 

入れ歯は細菌がつきやすい

入れ歯を入れて食事を行うと、どうしても食べかすが入れ歯に付着してしまいます。また食べかすだけでなく細菌も付きやすく、お口の臭いの原因となってしまいます。特に保険の入れ歯の場合、素材が樹脂であることから汚れや細菌が付きやすいのがデメリットのひとつです。

 

毎食後に流水できれいに洗い流すことで、ある程度の汚れを落とすことができますが、臭いや汚れをきれいに取り除くためにはやはり専用の洗浄剤を使うことが望ましいでしょう。

 

 

入れ歯洗浄剤について

入れ歯につく汚れは食べかす、細菌やカビ、歯石、茶渋やタバコのヤニなどがあります。

まず日常的な飲食による食べかすが主で、たんぱく質、炭水化物、脂肪分などによる汚れが付着します。

入れ歯には目で見えないほどの小さな穴があり、このような食べかすが原因で細菌やカビが繁殖してしまいます。

そして実は入れ歯にも歯石が付着します。意外に思われるかもしれませんが、この食べかすや細菌が原因となって歯石が付着してしまうのです。

 

天然歯と同じく、入れ歯の人工歯部分に茶渋やタバコのヤニも付着します。歯ブラシでこすってもきれいに落ちず、かえって樹脂部分を傷つけて汚れが付着しやすくなってしまいます。

 

 

入れ歯の汚れは入れ歯洗浄剤を使うのがベスト

上記の汚れは、流水や歯ブラシを使って擦るだけでは落とすことができません。入れ歯の汚れは、やはり専用の入れ歯洗浄剤を使うことが、入れ歯をきれいに保つための近道です。

市販の入れ歯洗浄剤には洗浄作用の他に漂白作用、酵素によるたんぱく質の分解作用、そして水洗いでは落ちない汚れを落とす作用が含まれています。

 

使い方は簡単で、一日一度、容器に水かぬるま湯を入れ、そこへ入れ歯洗浄剤を入れます。発砲するタイプが多いですが、その中で入れ歯を入れておきます。

就寝前は入れ歯を外すため、就寝前に行う事が最も効果的でしょう。起床後のお口の中は最も不潔なため、起床後に歯磨きを行ってお口の中をきれいにしてから入れ歯を装着して下さい。

市販のものは5分ほど漬けておくだけで汚れが落ちるものが多いため、急いでいるときや、前の晩に洗浄剤による洗浄を忘れたときは、ぬるま湯に洗浄剤を入れて使用するとよいでしょう。

入れ歯洗浄剤による洗浄は、一日一度で十分です。それ以外は、食後に入れ歯を外して水洗いして汚れを落としておきましょう。

 

長く入れ歯を使うためにも、入れ歯はいつも清潔に保っておくことが大切です。入れ歯洗浄剤を上手に使い、お口の中をきれいにしておきましょう。

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