フロスと歯間ブラシはどちらを使うべきなのでしょうか

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フロスと歯間ブラシはどちらを使うべきなのでしょうか

2018年09月18日

虫歯や歯周病から歯の健康を守るためには、お口の中の衛生環境を清潔に保つことが何よりも大切です。その基本はブラッシングですが、実はブラッシングだけでは細かい汚れを落とすことができません。そこで是非使っていただきたいのがデンタルフロスと歯間ブラシです。しかしフロスと歯間ブラシ、いったいどちらを使うべきなのでしょうか。

 

歯ブラシだけでは細かい汚れは落とせません

「毎日歯磨きをしているから虫歯や歯周病の心配はない」と安心していませんか?残念ながら歯ブラシだけでは歯と歯の間の細かい汚れを完璧に落とすことはまず不可能です。

どんなに一生懸命時間をかけて歯ブラシで歯を磨いても、どうしても落としきれずにプラークの原因となるのは、歯の間に残る汚れなのです。実際に歯と歯の間の虫歯というのは非常に多く、その状態はご自身では気づきにくいものなのです。

 

歯と歯の間が虫歯にならないためには、間に残る食べかすをしっかりと掻き出すようにしなければいけません。しかし歯ブラシの毛先は歯の間に入りにくいため、どうしても「食べかすや汚れが残ってしまいます。

歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目に挟まってしまう食べかすを取り除くためには、デンタルフロスや歯間ブラシがどうしても必要なのです。

 

デンタルフロスと歯間ブラシの違いについて

ではデンタルフロスと歯間ブラシはどう違うのでしょうか。

 

・デンタルフロス

まずデンタルフロスですが、デンタルフロスは全ての歯と歯の間に使うことができます。フロスは指で巻き付けて使うタイプやホルダーが付いているタイプなどがあり、使いやすい形状のものを使って歯の間に残る食べかすや汚れを掻き出します。

フロスは細くて頑丈なため、コンタクトが狭くても歯のすき間に入れることができます。

どの部位でも使用できるため、万能アイテムと言ってよいでしょう。

 

・歯間ブラシ

歯間ブラシも歯と歯の間に残る食べかすを掻き出すためのアイテムです。特に歯ぐきが下がって歯と歯ぐきの間に黒い三角のような披露目の隙間が生じている場合、フロスよりも歯間ブラシで歯ぐきの間に残る汚れをしっかりと落としてくれます。また歯と歯の隙間が広めの方は、フロスよりも歯間ブラシのほうが汚れをしっかりと落とせます。

サイズもサイズ1(SSS)からサイズ5(L)まであり、歯と歯の隙間の広さに合わせて選ぶことができます。

ただし歯間ブラシが入らない部位は無理に通さないで下さい。歯ぐきを痛める原因になります。

 

 

フロスと歯間ブラシは併用がおすすめ

デンタルフロスも歯間ブラシも、虫歯や歯周病の原因となるプラークの形成を防ぐために欠かせないアイテムです。どちらを使うべきかということに関しては、できることなら部位に合わせて両方使用することが望ましいでしょう。

ただ歯間ブラシは入らない部位があるため、全ての部位に使用できるデンタルフロスがおすすめと言えます。

歯の健康には歯間ケアが欠かせません。一日に一度、できれば寝る前の歯磨きに歯間ケアを取り入れて、虫歯や歯周病から歯を守るようにしましょう。

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