顔のゆがみの原因のひとつは、顎のズレが考えられます

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顔のゆがみの原因のひとつは、顎のズレが考えられます

2018年05月11日

 

鏡や自撮り写真などを見て、顔の歪みが気になることはありませんか?自分が思っている顔とは違った顔がそこに写っていたらびっくりすることでしょう。顔の歪みの原因のひとつに、顎のズレが考えられます。では顎のズレと顔の歪みはどのような関わりがあるのでしょうか。

 

 

 噛み合わせのズレが顔の歪みを引き起こす

 

皆さんは歯並びや虫歯は気になっても、噛み合わせはさほど気にならないのではないでしょうか。歯並びが良いときれいな口元に見える、虫歯がなければ健康的な歯・・・このように思っている人は非常に多いでしょう。

しかしお口の中の機能で最も重要なことは、正しい噛み合わせです。

奥歯で噛んだときに、バランスの取れた正しい噛み合わせなら問題はありませんが、上顎と下顎の噛み合わせが正しい位置にない場合、顎がズレて顎関節や頬の筋肉に痛みが出たり、口を大きく空き得ることができなくなったり、顎を動かすとカクカク音がするようになってしまいます。この症状が顎関節症であり、体に大きな影響を与えます。

そして上顎と下顎のズレこそが、顔の歪みの原因なのです。

 

顎のズレは主に下顎に起こりやすく、顔全体の筋肉が影響を受けやすくなります。

そのため口元や目などのパーツに歪みが起きてしまいます。

 

 

 なぜ下顎の位置がズレるのか

 

ではなぜ上顎に比べて下顎がズレやすいのでしょうか。それは食べ物を噛む、話すなど口を動かす動作を伴うときは必ず下顎を動かすからです。頭蓋骨と下顎の骨がつながる「下顎頭」という骨を軸にして、噛む動作など顔面の筋肉を動かします。

しかし噛み合わせのズレは下顎頭の動きを悪くしたり顔の筋肉の緊張を引き起こし、固くさせてしまいます。そのため下顎の位置がズレて悪い噛み合わせの状態が続き、顎の位置が変わって顔の歪みを引き起こしてしまうのです。

 

特に顕著に表れるのが、目元です。顎の位置がズレると左右の筋肉のバランスが崩れてしまいますが、その影響を受けやすいのが目の周りの筋肉です。悪い噛み合わせが続くと、目の大きさに違いが生じることがあります。

 

またいつも同じ側でばかり噛むことも顔の歪み、特に口元の歪みに繋がります。

鏡や写真などを見て目元や口元に歪みはありませんか?もし歪みが気になる場合、上記のとおり顎の位置と噛み合わせに問題があると考えられます。

 

 

 顔の歪みが気になる場合、まずは歯科医院へ相談を

 

顔の歪みや噛み合わせが気になる場合や、もしかして顎関節症かも、と思い当たる場合はまず歯科医院もしくは顎関節症の専門医に相談してみましょう。

また日常から同じ側でばかり噛まないようにすること、筋肉の緊張をほぐすストレッチなどを行ってみるのもよいでしょう。しかし噛み合わせが大きくズレている場合は筋肉をほぐすだけではすぐに元に戻ってしまいます。早めに専門医に相談するようにして下さい。

 

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