虫歯だけではない!!!歯に痛みを感じる原因|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年01月23日
冷たいものを食べたとき、強く歯をかみしめたとき、ズキっとする痛みを感じることがありませんか。
痛みがると、虫歯?と思いますが、痛みを感じる原因は虫歯だけとは限りません。
痛みを感じるもう一つの原因に知覚過敏があります。
知覚過敏の症状はどのようなものか、虫歯の痛みとどう違うのか、みていきましょう。
■知覚過敏とは
冷たいもの、すっぱいもの、甘いものなどを食べたときに、歯にしみるような痛みがあると知覚過敏かもしれません。
知覚過敏が起こる原因は、
・歯の表面のエナメル質が傷ついて、ふだんは中で守られている象牙質が表面にでている
・通常、歯茎などで覆われている歯の根の部分が露出している
など、本当は守られているはずの神経などが表にでてきて、痛みを感じてしまうのですね。
■知覚過敏のセルフチェック
知覚過敏の痛みと虫歯の痛みを見分けるためにも、自分でチェックしてみましょう。
・冷たいもの、風があたったとき、など刺激がある時にだけ痛くなる
・短時間で鎮まる
・何か刺激がない限り痛みはない
・歯茎がさがっているように感じる
・歯ぎしりの癖がある
いかがでしょうか。
一つでも当てはまる項目があれば、知覚過敏の可能性があります。
■虫歯の痛み
知覚過敏に比べて、慢性的で常に痛みを感じる症状です
・一時的なものではなく、慢性的に痛む
・痛みが徐々に増していく
・持続性の痛み
・叩くなどの衝撃を与えると痛む
■知覚過敏の治療方法
歯科医院に行って行う治療方法をみていきましょう。
・薬を塗る
知覚過敏専用の薬を塗布します。
・保護する
痛みを感じる部分を保護するようにコーティングします。むき出しになっている部分を覆うようなイメージです。
・レーザーで治療する
レーザーには痛みを鎮静化する作用と
自分でできる治療法としては、知覚過敏用の歯磨き粉を使用する、などが手軽でよいでしょう。
・歯周病の可能性がある場合、歯周病の治療をする
歯周病は歯茎が下がってくる病気です。歯を失う原因の上位にあるほど身近な病気ですが、自覚症状がないため気付いた時には手遅れになっている場合があります。
歯茎がさがると知覚過敏の症状がでやすいため、歯科医院にいって歯周病の可能性を指摘されたら、治療をしましょう。知覚過敏だけでなく、歯周病の治療は歯と歯茎のためにした方がいい治療です。
歯科医院でできる治療法をまとめましたが、行く時間がない場合はとりあえず、知覚過敏用の歯磨き粉を使用してみましょう。
知覚過敏は虫歯と異なり、慢性的な痛みではないので、治療するまでに至らないことが多いのですが、放っておくと歯髄炎という、神経に炎症がおきる深刻な病気になることもあります。
また、知覚過敏だと思っていても虫歯の可能性もあるので、歯科医院に行って診てもらうのが安心です。