セラミックインレーと銀歯の寿命について。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市

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セラミックインレーと銀歯の寿命について。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市

2017年01月17日

虫歯になってしまった場合、最近の歯科医院では様々な治療法が選べるようになってきています。
虫歯を削ったあとの詰め物を何にするかを考えた時に、保険診療の金属・プラスチックか自費診療のセラミックか、を選べますが、この2つの違いや耐久年数はどれくらいの違いがあるのでしょうか。
詳しくみていきましょう。

 

■セラミックインレーと銀歯の差

被せる素材の違いもそうですが、2つには接着剤や適合の方法の違いがあります。

銀歯のインレーはぴったり接着されているのではなく、かぶさっている状態です。
歯と金属の親和性はないので、歯を大き目に削り、ひっかるように大きく削り、その間に接着剤の役割であるセメントを入れ、くっつけています。

なので、時間が経つとセメントが溶けだし、歯との間に隙間ができ始めて、詰め物が取れたり、虫歯が再発したりするのです。
このことから、銀歯の耐久年数は7年ほどだといわれています。

また、銀歯で使用されている金属の劣化やすり減りとともに、歯との適合性がとれなくなってくることもあります。
歯を大きく削ることや、2次カリエスの確率を考えると、銀歯での治療はまた虫歯になってしまう可能性が高いです。

12674634 - tooth with caries

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■セラミックインレーの適合性

セラミック素材の場合は歯との親和性も高く、一体化するようにぴったりくっつきます。

また、セラミック素材で製作する場合はコンピューターを使って形成するので、精度も高く、歯を大きく削らなくても接着できるのが大きなメリットです。

接着剤が溶けだすこともなく、ぴったりとくっついて歯との隙間もできないので、長持ちし、虫歯が再発することはほとんどありません。

■銀歯の適合性

銀歯を製作する際は、ほとんどが手作業です。
なので、歯科医師の技術の差によるところが大きく、患者様の歯に適合するかどうかは実は運次第、といったところがあります。

■セラミックインレーの耐久性

手入れをすれば10年から30年の耐久性があります。
歯科医院での定期検診をしながら、大切につかっていきましょう。

セラミックも強度が上がって耐久性がありますが、強い力には割れてしまう可能性があります。
嚙み合わせである反対側の歯に過剰な負担がかかったり、寝ている間の歯ぎしりなどが強い場合は歯科医師に相談しましょう。

■銀歯の耐久性

銀歯は時間とともに劣化してしまいます。
耐久年数は7年ほどといわれていますが、その前に虫歯になってしまう可能性があります。
劣化するとともに銀歯と歯に隙間ができて、虫歯が再発してしまうのです。
虫歯の治療のために治療した歯の詰め物が原因で、また虫歯になるなんて悲しいですね。
審美性だけではない、セラミックを選ぶ理由がありました。
白さや美しさだけでなく、一生使う自分の歯を長い目で見て治療方法を選び、保険診療だけではなく、自費診療も視野にいれて、自分の歯を守りましょう。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
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